【走り湯】洞窟の中に温泉が沸く!?伊豆の由来になったパワースポットへ!

伊豆地方

東京からもほど近く、人気の高い温泉地である熱海温泉!

そんな熱海温泉には、温泉地ならではの自然の偉大さを感じられるパワースポットがあるんです!

今回は、そんな観光スポット「走り湯」をご紹介したいと思います。

ポイント
・全国にも珍しい横穴式の温泉
・冒険心をくすぐられる洞窟の中にある源泉
・足湯や伊豆山神社も近い!
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走り湯とは

静岡県熱海市にある、全国にも珍しい横穴式の源泉。
なんと、洞窟の中に温泉が湧いているのだから驚きです。

およそ1300年前に発見されたとされ、当時は毎分900リットルものお湯が湧き出て、そのお湯が勢いよく海岸に流れていく様子が走っているようであったことから、「走り湯」と名付けられました。

その源泉は、病の治癒や長寿に効果があるとされ、古くから信仰の対象となっていました。
江戸時代になると、湯治のために熱海を訪れた大名たちが、走り湯も見物して帰ったと言われ、「大湯」と並んで熱海の名を広く世に知らしめたそうな。

さらには、「湯出づ」が転じて「伊豆」になったとの説があり、伊豆・熱海の発展に欠かせない場所だったのです。

今でも、70度のお湯が毎分170リットル湧き出ており、大自然の神秘を感じることができます。

料金・営業時間

外からアクセスできる観光スポットであり、料金無料、24時間訪れることができます。

アクセス

<自動車>

専用駐車場やコインパーキングはありません。走り湯の前にある道路が駐車禁止ではないので、ここに来られる方の多くは路上駐車しているようです。

また、短時間であれば看板の前に駐車可とのこと。

公共交通機関

公共交通機関利用の場合は、熱海駅からバスを利用することになります。

最寄りのバス停は「逢初橋」で、伊豆山・湯河原方面のバスに乗車して5分。バス停から、徒歩5分と近いですが、日中は本数が少ないのが難点。

バス停から15分ほど歩きますが、伊豆山神社方面のバスであれば1時間に2~3本運行されています。ちょうどいい時間に前者のバスがない場合、こちらのバスに乗車し、「伊豆山神社」バス停から参道を降りてくるのが良いでしょう。

【熱海駅から】

<4番乗り場>
伊豆山神社方面のバスに7分乗車、「伊豆山神社前」下車徒歩15分

<5番乗り場>
 伊豆山・湯河原方面のバスに5分乗車。「逢初橋」下車徒歩5分

注意点

走り湯の中は大量の蒸気に包まれており、ミストサウナ状態です。
というか普通のサウナ以上に曇っています。

視界が悪いのはもちろんのこと、メガネは数秒で曇ってしまいますので、メガネを外すか、曇りを取りながら見学されるといいでしょう。

カメラのレンズもすぐに曇りますので、その心づもりでいましょう。

また、中は非常に蒸し暑く、数十秒中にいるだけで汗だくになります。神秘的な様子を見ようと長居するとびしょびしょになる可能性があるので気を付けましょう。

また、大人の方だと少しかがまないと入れませんので、頭上には気を付けましょう

滞在時間

数十秒で汗だくになってしまうので、長時間の滞在は不可能です。

走り湯を見るだけなら5分
足湯神社や足湯を訪れても2~30分といったところで、寄り道に最高の条件です。

また、そのまま伊豆山神社に行くとなると、プラス1時間強といったところくらい見ておくといいでしょう。

行ってみた

走り湯の前の道に駐車された方は、階段を登って右手に、伊豆山神社の参道方面から来た方は、まっすぐ進むと走り湯があります。

この小さな洞穴が走り湯です。

入口からはすでに湯けむりが漂っており、中を覗き込むだけでも熱気を感じるほど。

お湯が沸いている音は走り湯の外からも聞こえ、いかに大量のお湯が沸いていることが想像できます。

洞窟の中にある温泉を見に行くなんて、冒険家になったみたいですね。

走り湯の中

中に入ってみましょう。

中はミストサウナ状態。レンズが曇らない様に1枚撮影しては外に出て、曇りが取れてから急いで写真を撮りに行くことを繰り返しましたが、それでも曇るくらいのとてつもない状態。

もはやサウナ以上で、数十秒中にいるだけで汗だくになってしまいました。

奥にある岩場からお湯が沸いているので覗いてみましょう。

走り湯が沸いている

大量のお湯がブクブク沸いています。

この大自然の神秘を感じられるのも、歴史ある温泉地ならではの醍醐味です。

大湯間欠泉といい、熱海には大自然を感じられる場所が多いようです。

走り湯神社

走り湯のすぐ上には、走り湯を見守る走り湯神社があります。

足湯

走り湯のすぐそばには、謎の建物がありますが、こちらを登ると足湯があります。

相模湾を望めるビュースポット足湯です。

走り湯に来た際には、ぜひお立ち寄りください。

走り湯観光の後は伊豆山神社へ

伊豆山神社は、走り湯ともゆかりのある神社であり、「走り湯山・走り湯権現」とも呼ばれて進行されてきました。

また、源頼朝と北条雅子が心を通わせた場所であることから、縁結びスポットとしても有名です。

走り湯の目の前から伊豆山神社の参道が始まり、15分ほどかけて837段の階段を登ると、伊豆山神社にたどり着きます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

温泉地ならではの、地球の大自然を感じることのできるパワースポット

熱海の中心部からは離れますが、熱海に来たらぜひお立ち寄りください!

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