静岡県牧之原市にある子生れ石。
その不思議な石には、安産、子授け、さらには長寿の御利益があるとされ、
密かなパワースポットとして人気です。
そんな子生れ石の駐車場から車で3分ほど行くと、さがら子生れ温泉会館という入浴施設あるんだとか!
今回は、子生れ石とセットで行ってほしい温泉、
さがら子生れ温泉会館の潜入レポートをお届けします!
さがら子生れ温泉会館とは
画像引用:さがら子生れ温泉会館公式サイト
さがら子生れ温泉から1キロほど離れた場所には、牧之原市の穴場パワースポット「子生れ石」があります。
子生れ石は、川沿いの地層中から丸い石が生まれている様子から、安産、子授け、さらには長寿の御利益のある石として、多くの人に拝められています。
さがら子生れ温泉とは、その子生れ石の近くにある日帰り入浴施設。
子生れ石の近くにあることから、「長寿の湯」、「子授けの湯」、「安産の湯」として親しまれてきました。
子生れ石の記事はこちら!
定休日・営業時間・料金等
休館日 | 第2火曜日、12月31日、1月1日 臨時休館日は、公式サイトからご確認ください。 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
料金 | 中学生以上:550円(4時間) こども;300円(4時間) |
その他 | ・個室温泉あり ・タオル270円 |
泉質・効能
泉質は、ナトリウム-塩化物泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)です。
日本では、単純温泉に次いで多い泉質で、クセがなく入りやすい温泉です。
その中でも、子生れ温泉は弱アルカリ性であり、少しだけヌルヌルするため、入りやすいながらも温泉の雰囲気を味わえる、いいとこどりの温泉となります。
効能としては、神経痛、関節痛、冷え性、慢性婦人病、疲労回復、健康促進などがあります。
アクセス
自家用車
東名高速道路相良牧之原インターチェンジから5分程度と、アクセス良好です。
国道473号線(バイパスではない方)を進むと、西側に看板があり、曲がるとすぐ駐車場があります。
駐車場は広いですが、結構混雑していました。
公共交通機関
自主運行バス「萩間線」で、JR金谷駅から28分ほど。
1日10本程度と本数が少ないので、お時間にはご注意ください。
菊川市ホームページ:https://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/chiikishien/chiiki_hagima.html
外観
いざ、さがら子生れ温泉会館に潜入してみます!
まず、外観ですが、2000年代にリニューアルしたこともあり、かなり綺麗で先進的な外観となっています。
下駄箱に靴を入れ、券売機でチケットを購入します。下駄箱もシックなデザインです。
面白いのが、入館料が4時間550円と時間制であること。
1000円くらいするようなお高いスーパー銭湯だとよくあるシステムなのですが、リーズナブルな価格の温泉では珍しいですね。
どちらかというと、休憩室で何時間も居座られることへの対策なのでしょうか。
内観
受け受けを済ませ、浴室へと進みます。
室内は綺麗で落ち着いた雰囲気。綺麗好きでも安心できることでしょう!
家族連れでも安心してリフレッシュすることができそうです。
また、マッサージチェアも複数台用意されているので、温泉後のリラックスもバッチリです!
温泉
画像引用:さがら子生れ温泉会館公式サイト
温泉ですが、まず感じたのが内風呂の雰囲気がとても落ち着いていること。
落ち着いた石張りの床と、木のぬくもりを感じる天井が、高級ホテルのお風呂のようなエレガントでゆったりした雰囲気を出しています。
画像引用:さがら子生れ温泉会館公式サイト 愛鷹の湯露天風呂
つぎに、露天風呂です。広さは10数人が入れるくらいの広さ。
愛鷹の湯には、腰かけられるサイズの岩もあり、ゆっくり時間を過ごすことができました。
また、露天風呂の壁には子生れ石をイメージしたモニュメントがあり、面白かったです。
なお、一週間ごとに男湯と女湯が入れ替わるシステムとなっています。
筆者が入ったのは愛鷹の湯でした。もう片方の荻の湯の露天風呂は、木材をふんだんに使用した上品な露天風呂です。
画像引用:さがら子生れ温泉会館公式サイト 荻の湯露天風呂
画像引用:さがら子生れ温泉会館公式サイト 荻の湯露天風呂
サウナは、テレビもないシンプルなものですが、木のぬくもりを感じながら汗をかくことができます。私が潜入したときの室温は90度くらいでした。
もちろんサウナ後には水風呂も浴びることができます!
自慢の信州そばとソフトクリームをいただく
さて、子生れ温泉の食事処は、食事にもこだわっているとのことで、食事も食べに行きました。なかでも信州そばを使用したメニューが人気とのこと。
今回注文したのは、天ぷら大せいろ(税込910円)。
そのお味ですが、スルスルと口に入りながらも適度な食感があり、風呂上りのさっぱりしたときに最適!
そして天ぷらもサクサクな衣の中に素材の味が閉じ込められており、自慢の蕎麦との相性は抜群!
正直この値段で食べられるのはおトクだと思いました。
また、ソフトクリームも自慢とのことなので、デザートも注文。
抹茶わらび餅ソフト(税込400円)です。
抹茶のわらび餅と、みかんが乗っており、さすが静岡!といったところ
(静岡産かはどうかは不明)。
濃厚なソフトクリームと、わらび餅・みかんの相性も抜群です!
売店
売店は、さすがお茶の町といったところで、お茶製品がたくさん!
しかし、筆者が一番気になったのは、ハチミツです。
自然豊かな牧之原で生まれた、Honeyboyという蜂蜜で、様々な種類のハチミツが作られており、人気なんだそうです。
感想
いかがでしたか。
子生れ石から近くの温泉「さがら子生れ温泉会館」に潜入してきました!
リーズナブルな値段設定にもかかわらず、綺麗で広く、料理もおいしい至れり尽くせりの温泉施設でした!
ぜひ、子生れ石を拝んだ後は、温泉でゆっくりしてみてはいかがでしょうか。