【必見】旅行に持っていくならオリンパスのミラーレスカメラがオススメな理由

カメラ

こんにちは

旅行ブログを運営している筆者ですが、私が愛用しているカメラは、
オリンパスのミラーレスカメラOM-D EM5 Mark2です。

SONY、キヤノン、Nikon、パナソニックなど、数多くのカメラがありますが、私がオリンパスを選んだ理由と、旅行好きならオリンパスがオススメな理由をご説明します。

初心者の方や、カメラを始めたい方の参考になれば幸いです。

それぞれのカメラに魅力がありますが、旅行好きの筆者が1つだけカメラを買うとしたらオリンパス以外は考えられませんでした。
そんなオリンパスカメラ全体に言える魅力を紹介します。

※なお、ミラーレスカメラについての記事となりますので、Toughシリーズなどのコンパクトデジタルカメラなどは当てはまらない内容となりますのでご理解ください。
また、初心者の方にもわかりやすい記事を作成することを心掛けているため、中~上級者の方には物足りない可能性もありますのでご理解ください。

スポンサーリンク

オリンパスのカメラについて

オリンパスでは、2シリーズのミラーレスカメラを販売しています。

可愛いデザインながらも、ミラーレスカメラとして必要な機能を搭載したPENシリーズと、
本格派のために機能を重視したOM-Dシリーズです。

現行で販売されているオリンパスのミラーレスカメラに共通するのは、マイクロフォーサーズという規格のであるということです。

マイクロフォーサーズとは

マイクロフォーサーズというのは規格の一つで、4/3型のイメージセンサーを搭載しているのが特徴です。

イメージセンサーというのは、昔のフィルムカメラで言うフィルムにあたる部分で、センサーの性能が画質に大きな影響を与えます。

このセンサーのサイズには何種類かありますが、一眼レフカメラやミラーレスカメラで一般的なのは、フルサイズ、APS-C、4/3型です。左から順に小さくなり、4/3型のセンサーはフルサイズのセンサーの半分(面積としては1/4)です。

つまり、マイクロフォーサーズ規格であるオリンパスのミラーレスカメラは、一眼レフカメラやミラーレスカメラの中ではセンサーが小さいということになります。(それでもスマホカメラ比較するとはるかに大きいです。)

一般的にはイメージセンサーが大きいほうが画質が良いとされていますが、マイクロフォーサーズは、ミラーレスカメラや一眼レフカメラの中では小さめのサイズ。

一見すると画質が悪いというデメリットにもなりそうですが、このセンサーサイズの小ささが逆に旅行好きには大きなメリットになるのです。

そのあたりも含めてオリンパスを選んだ理由をご紹介します。

理由1 強力なボディー内手ぶれ補正

手振れ補正があれば暗いところの写真撮影も余裕です

まず、オススメする理由1つ目がボディー内手ぶれ補正が強力であることです。

撮影をメインに出かけるなら別ですが、あくまで旅行メインで写真を撮影する場合、様々な場所を観光しながら多くの写真を撮影する必要があります。そのため、1枚1枚の写真の撮影に時間がをかけることができません。

とくに、三脚をセットするのは時間がかかるため、夜景や、噴水、滝、暗い場所での撮影など、手ぶれを避けるために三脚が必要になる場所であっても、なるべく手持ちで撮影したいですよね?

また、荷物を軽くするという意味でも三脚を使用せずに手ブレしない写真を撮りたいところです。

そんなときに必要不可欠なのが手ぶれ補正です。

画像引用:オリンパス公式サイト

オリンパスでは、手ぶれ補正に力を入れており、
現行モデルの全てのミラーレスカメラに手ぶれ補正を搭載しています。

特に、OM-Dシリーズは全モデルに5軸手ぶれ補正(角度ぶれ補正(ヨー、ピッチ)、シフトぶれ補正(上下、左右)、回転ぶれ補正)採用。エントリーモデルのOM-D E-M10 Mark2で4段、OM-D E-M5 Mark2で5段の手ぶれ補正を採用しています。

手頃な価格のエントリーモデルには手振れ補正を搭載しないメーカーが多い中、
機能性重視のOM-Dシリーズだけでなく、手頃でお洒落さを重視したPENシリーズでさえも手振れ補正を搭載しているあたり力の入れ方が違いますね。
お洒落の一部としてカメラを持ちたいけど手ぶれ補正は欲しいという方はPENシリーズ一択でしょう。

5段の手ぶれ補正というのは、手ぶれしないシャッター速度を24倍(2の5乗)まで伸ばせるというもの。
一般的に、「1/焦点距離(35mm換算)秒」が手ぶれしないシャッター速度と言われていますので、例えば広角24mmレンズでは1/24秒までなら手ぶれしないと言われています。
これが5段の手ぶれ補正がつくと、手持ちで1秒のシャッター速度で撮影ができることになります。

手持ちで1秒間もの間シャッターを開けて手ぶれしないというのはスグレモノ
滝や噴水の写真を綺麗に撮るなら1秒くらい欲しい場面は多いでしょうし、暗い場所での風景写真ならシャッター速度が1秒くらいになってしまうこともよくあります。

ちなみに、慣れは必要ですが2~3秒の手持ち撮影も可能です。
(さすがに手ぶれする確率は高くなりますけどね。成功率は50%くらいでしょうか。)

こちらの写真は、1秒間手持ちで撮影したものです。シャッター速度を1秒くらいにすると、このように水の動きを綺麗に撮影することができます。

夜景や暗い場所での撮影も手持ちでバッチリです。こちらは、日本平の夢テラスで撮影したものですが、三脚使用禁止だったため、オリンパスの手ぶれ補正には感謝しました。

滝の流れも綺麗に撮影できます。これは、知人との旅行中に伊豆の河津七滝で撮影したものです。知人との旅行中に三脚を準備して大掛かりに写真を撮るわけにもいきませんが、手ぶれ補正が強力であれば、このような写真も簡単です。

カメラに詳しくない方からすると、ミラーレスカメラでも手ぶれ補正がないものがあるのを意外に思うかもしれませんが、一眼カメラの場合、レンズに手ぶれ補正機能が付いている場合が多いのです。
そのため、意外とカメラ本体に手ぶれ補正が付いていない場合が多いのです。
手ぶれ補正がないカメラ+手ぶれ補正がついているレンズの組み合わせでも問題はないのですが、この場合、手振を避けたい場合には手ぶれ補正が付いているレンズを購入する必要があり、レンズの選択肢が狭まってしまいます。
レンズの選択肢を広げながらも手ぶれ補正を求めるのであれば、ボディー内手ぶれ補正は必須だと考えます。

理由2 レンズも含めて持ち運びやすいこと

望遠レンズも小さくて済むのがマイクロフォーサーズならでは

オススメ理由その2は、持ち運びに便利なことです。

撮影だけのための旅行なら重い荷物でも何でも持っていけばいいのですが、身軽に旅行を楽しむことを考えると、極力荷物を軽くしたいですよね?

そんなときに助かるのが、マイクロフォーサーズ規格の持ち運びのしやすさです!

私が所有しているOM-D E-M5 Mark2と、SONYのフルサイズミラーレスα7の例を出すと、

<オリンパス OM-D E-M5 Mark2>
・外寸:123.7××44.5mm
・質量:469g(付属電池等含む)

<ソニーα7>
・外寸:126.9×94.4×54.8mm
・質量:474g(電池等含む)

ん?あまり変わらないような・・・

とお思いの方!

そうなんです。カメラ本体のサイズば大きくは変わらないんです。
私が一番気にしているのはカメラ本体だけではなく、レンズも含めての持ち運びやすさです。

物理的な話になりますが、同じ画角で撮影する場合、理論上ですがレンズの大きさはセンサーサイズと比例して大きくなります。

マイクロフォーサーズのセンサーサイズは、フルサイズの半分ですので、理論上はレンズの大きさも半分で済むのです。(あくまで理論上です。)

<例えば、飛行機の写真を撮りたいから望遠レンズが必要という場合>
35mm換算で焦点距離300mmの望遠レンズが必要だとします。

<マイクロフォーサーズの場合の例>
M ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

・外寸:Ø63.5mm × 83mm
・質量:190g

<フルサイズの場合の例>
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS

・外寸:Ø84×143.5mm
・質量:854g

と、フルサイズだと長さが2倍弱。重さが4倍以上のレンズが必要となります。

この数字を見ていただければ、マイクロフォーサーズ規格のレンズの持ち運びやすさを理解していただけるかと思います。

マイクロフォーサーズ規格であれば、レンズの持ち運びが楽ですし、
旅先でレンズを使い分けるために複数のレンズを持っていくのも容易くなるのです!

こちらは、300mm相当(150mm)の望遠レンズを用いて、富士山静岡空港から飛び立つ飛行機撮影したものです。
周りには何名か写真を撮られている方がいらっしゃいました。ほとんどの方がバズーカのような大きなレンズを付けて撮影している方が多い中、マイクロフォーサーズの私は10センチ弱のレンズで気軽に撮影することができました

写真のクオリティだけを考えるならフルサイズの方が良いことも多いと思いますが、周りよりも明らかに小さいレンズでこの写真を撮影できると考えると素晴らしいことです。

焦点距離というのは、簡単に言うと画角を決める要素で、数字が大きいほど望遠という意味です。35mm換算というのは、フルサイズカメラの画角に換算した時の数字です。

理由3 防塵防滴耐低温(機種による)

画像引用:オリンパス公式サイト

これは、機種によるのですが、OM-Dシリーズであれば、
OM-D EM5 Mark2以上の機種に防塵防滴耐低温の性能が付いています。
※耐低温はマイナス10度

旅行で写真を撮る場合、常に恵まれた環境であるとは限りません

旅行の日が雨だということもあるでしょうし、冬の旅行で寒い場所に行くこともあるでしょう。旅行好きでカメラを持っているなら、どんな場所でも撮影したいですよね?

そんなときに欲しい機能が防塵防滴耐低温

この写真は極寒の北海道で流氷を撮影したものです。マイナス5度の状態で1時間ほど外にいましたが、全く問題なく撮影できました。機材の不調がないのはもちろんのこと、バッテリーの減りも気にならなかったので撮影に集中することができました。

スペック上はマイナス10度までとされていますが、
他のブロガーさんを見ると、マイナス30度近い極寒でオーロラを撮影しても問題なかったという人もいました。(もちろん保証はできないのでマイナス10度を言っているんでしょうけど)

旅行に行ったら必ず写真を撮りたいという方なら、この強い防塵防滴耐低温性能に助けられることは間違いないでしょう!

PENシリーズやエントリーモデルのOM-D EM10シリーズにはないのが残念ですが、使用用途や価格を考えれば妥当だと思います。雨の日や寒い場所での撮影頻度が少ない方であれば、こちらの機種でもいいかと思います。

理由4 オリンパスブルーが魅力

カメラはメーカーによって発色に特性があります。例えばキヤノンは肌色の発色がよく、Nikonは見たままの色に近いと言われています。

オリンパスはどうかというと、巷で「オリンパスブルー」と呼ばれるように、青色の発色に定評があり、青空を撮影すると濃い青色に写りやすいです。

発色の違いはどれがいい悪いというものではなく、用途や好みに合わせて選べばいいと思いますが、旅行での写真であれば、美しい景色の写真を撮りたいですよね?
そんなときに、青色が濃くきれいに写るオリンパスは魅力的でした。

オリンパスブルー

旅先での撮影はもちろん、近所のお散歩も楽しくなりますね。
もちろん青く映るように、順光で撮影する、露出を明るくしすぎないという工夫は必要ですよ。

デメリット?マイクロフォーサーズの画質・解像度・ボケについて

マイクロフォーサーズが搭載している4/3型のイメージセンサーは、フルサイズやAPS-Cと比較すると小さくなります。

理論的な話をすれば、構造上、センサーが小さいほど解像度が低い高感度ノイズが多いボケにくいと言われています。

解像度

まず、解像度については私は十分だと思っています。

大きな画面で見る場合や、コンテストなどに応募するのであれば、フルサイズの解像度が必要になるのかもしれませんが、そうでなければ解像度の差を感じる場面は少ないと思います。
特に、旅行で撮影する写真は、友達との共有やブログやSNSへの投稿がメインで、細かい部分の映りを気にすることは少ないでしょう。

このページの写真は基本的にオリンパスOM-D E-M5 Mark2で撮影していますが、
マイクロフォーサーズの画質で十分満足しています。

スマートフォンのカメラと比較すれば明らかに移りはいいですしね。(スマホカメラもだいぶ進化していますが。)

ボケ

やさしいあいすくりーむ

ボケについては、物理的な壁は超えられないです。
同じF値であれば確実にAPS-Cやフルサイズの方がボケます。APS-Cは4/3型より一回り大きい程度ですが、フルサイズはセンサーサイズが2倍となりますので、確実にボケにくいです。

特に人物写真などでは背景をボカすことで主役を引き立たせることができますので、ボケやすいフルサイズカメラの方が向いているでしょう。

しかし、旅行でメインとなる風景写真などであれば、背景ボケよりも全体にピントが合って映っている方が綺麗に見えるケースが多いです。
旅行先で家族や友人、恋人を撮影するにしても、背景をボカしすぎるとどこで撮影した写真か分からなくなりますので、旅行写真であればボケにくいというデメリットは小さくなります!

むしろ、あまり設定にシビアにならなくても全体にピントが合った写真が撮れることが多いので、風景写真メインなら助かることは多いです。

ボケ

また、ボケにくいと言ってもフルサイズと比較した場合の話であって、ちゃんとボケてくれますし、レンズの特性による要素も大きいです。
こちらの写真は、ボケやすい単焦点レンズで京都の風景を撮影したものですが、なかなか綺麗に背景がボケてくれています。これ以上ボケるとどこの写真かわからなくなるので、これくらいのボケで必要十分かなと思っています。

オリンパス推しの私ですが、
さすがにフルサイズならではの美しいボケに憧れはあります(笑)
ただ、フルサイズカメラを所有していても、旅行に1つだけ持っていくならオリンパスを選ぶと思います。

高感度ノイズ

また、高感度ノイズについても、物理的に仕方ないのかなというところ。

高感度ノイズというのは、暗い場所などで撮影するときにISOという数値を上げて撮影すると、ザラザラしたノイズが出るという意味です。簡単に言うと、暗い場所ではノイズが出やすいという意味です。
下の写真を見ると、なんとなく空が汚いと思いますが、これがノイズです。

こちらはISO6400で撮影したものですが、どうしてもノイズは気になってしまいます。

(同じISO6400でも、暗めの色であればそこまでノイズは気になりません。)

個人的な感覚としては、

・ISO1600・・・拡大しなければ気にならない
・ISO3200・・・ノイズが出始めるのは分かるが、ブログ用としては許容範囲
・ISO6400・・・さすがにノイズが気になる場合が多い。(黒色が背景なら許容範囲)

といった感覚です。
フルサイズカメラを所有していないので比較はできませんが、高感度ノイズは出やすいのかなというのが印象です。

しかし、今までの説明のとおり手ぶれ補正が強いので、動く被写体でなければシャッタースピードを遅くすることでISO感度を下げることが可能です。

また、ボケにくい分、逆に言えばF値を下げても全体にピントが合いやすいので、F値を下げることでISO感度を下げることが可能です。

こちらの写真は、ISO1600で撮影したもの。
F値4、シャッター速度1/30秒で撮影しましたが、ブログ用と考えれば、特にノイズは気になりません。フルサイズで同じF値ならもうちょっとボケてしまいますが、マイクロフォーサーズでは全体にピントが合ってくれますので、結果的にISO感度を下げることが可能です。

以上の理由から、ノイズは気になるものの、オリンパスカメラの特性をうまく使えば、ある程度はカバーできるというのが感想です。

初心者~中級者にオススメの機種種類

初心者~中級者におススメのオリンパスミラーレスカメラを紹介します。

PEN E-PL9

お洒落にカメラを取り入れたい方にオススメ!

お洒落なデザインであるにもかかわらず、ミラーレスとして求められる性能をしっかり備え付けたカメラです!
上位機種と同じセンサーサイズのマイクロフォーサーズ規格ですので、スマートフォンのカメラよりも確実に解像度の高い写真を撮影できるはずです!

もちろん手ぶれ補正も搭載しているので、デザイン重視でカメラを選んだけど手ぶれが酷くて使い物にならないという心配もないでしょう!

OM-D E-M10 Mark3

こちらは、低価格ながら本格派のカメラを求める方にピッタリの商品!

他社では上位機種にしか搭載されない5軸手ぶれ補正(4段分)が採用された自慢のカメラ。

本格的に写真撮影をしたい方にオススメです!

OM-D E-M5 Mark3

OM-D E-M10 Mark3よりも強力な手ぶれ補正(5軸、5.5段分)と、防塵防滴耐低温機能を備え付けた商品!
筆者が所有するOM-D E-M5 Mark2の後継モデルで、ハイエンドモデルに匹敵する画像処理性能やAF機能(自動でピントを合わせる機能)を持ち合わせています!

レンズキットだと10万円を超える価格ですが、ハイエンドモデルに近い性能を持っていることを考えると、むしろお買い得な商品!

カメラを買ったけどやっぱり防塵防滴性能や高い性能が欲しくて買い替える可能性を考えると、カメラに飽きない自信があるなら、初心者でもこのカメラを購入するのも一つの手でしょう!

まとめ

いかがでしたか。

旅行に持ってくならオリンパスのミラーレスカメラをオススメする理由を説明しました。

ぜひ、オリンパスのカメラを持って旅行に出かけてみませんか?

カメラ
スポンサーリンク
旅案内観光情報ブログたびとる
タイトルとURLをコピーしました