【絶景】飛行機の窓から眺める100万ドルの夜景・撮影のコツも

飛行機から眺める横浜の夜景 カメラ

日本には、有名な夜景スポットがたくさんあります。

そんな数ある夜景スポットでも、一度に見れる範囲は限られてしまうもの。

しかし、首都圏の街の明かりを一望できる夜景スポットがあることをご存じでしょうか??

今回は、地上とは一味違った飛行機から見る夜景を紹介したいと思います。

飛行機からの夜景について書かれた記事って少ないみたいですが、
高度数千メートルからの夜景はとても素晴らしいと思ったので、この記事を作りました。
面白いと思ったら他の記事も読んでいただけたら嬉しいです。

【ポイント】
・地上からは絶対に見られない広大な夜景
・ANAよりJALがオススメ
・機内が暗くなる時がチャンス

・撮影は難しいので、美しい景色を目に焼き付けるのもアリ
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地上からの夜景

有名な夜景スポットは市街地から近い場所に山があることが多いです。その山から街を見下ろすことで、美しい夜景を眺めることができます。

そんな、三大夜景が見える山の標高を調べてみました。(あくまで山の標高です)

  • 函館山:334メートル
  • 摩耶山:701メートル
  • 稲佐山:333メートル

こんな感じ!
やはり大阪湾全体を見ることができる摩耶山は標高が高いですね。ケーブルカーとロープウェイを乗り継がなくてはいけないのも納得です。

しかし、筆者は考えました。高いところから街を見下ろすのであれば、有名な夜景スポットよりはるかに高いところがあるのではないかと。

それが飛行機です!

今回は、羽田18;55発→宮崎20:40着の JAL697便を利用し、飛行機夜景の撮影に挑みましたので、ご覧ください。

夜景を堪能するならANAではなくJAL便を

飛行機の照明を暗くするJAL

ところで、飛行機に乗ったことがある方は、離着陸のときに照明を落として暗くする飛行機と、離着陸のときに照明を落とさない飛行機の2種類があることをご存の方もいらっしゃると思います。

JALとANAで比較すると、JALは離着陸時に照明を落とすのに対し、ANAは照明を落としません。

これは、JALは、離着陸時にトラブルがあった場合に、乗客や乗務員が暗い状態に目を鳴らしておくことで、素早く対応できるようにしているのに対し、ANAは客室内での快適な空間を提供するために照明は落とさないという、考え方の違いによるものです。

この違いは大差ないように感じますが、夜景を堪能をする場合は重要なポイントです。

電車でも展望ビルでも部屋の窓でもそうですが、夜に室内から外を見ようとすると、室内の光が反射してよく見えないという経験のある方は多いはず。

特に、写真撮影する場合はこの反射が命取りとなります。窓とカメラのレンズを密着させることで映り込みは抑えられるのですが、窓の構造が二重構造だったりするとそれも難しくなります。

そのため、夜景観賞を楽しむのであれば、離着陸時に照明が暗くなるJAL便がオススメです。

LCCについてはご確認いただきたいのですが、筆者調べによると、ジェットスターは暗くする。スカイマークは日没後の便は暗くするとのことですので、少なくとも上記2つでも夜景は堪能できそうです。

夜景を見に出発

羽田空港

サクララウンジから見る夕焼けと飛行機

早めに到着したので、ラウンジで小休憩。黄昏に消えていく飛行機をぼんやりと眺めながら、搭乗時間を待ちます。素敵な時間です。

時間帯によっては夜景だけでなく、この夕日も楽しむことができます。

この天候であれば夜景は拝めるのではないかと思い、この時点からわくわくしていました。

搭乗

いよいよ飛行機に乗り込みます。羽田から西へ向かう便の場合、右側の座席、北へ向かう便なら左側がオススメです。(飛行ルートにより異なる可能性があるのでご了承ください。)

離陸

いよいよ離陸します。先ほども書いたように、JAL便だと室内が暗くなるので、夜景鑑賞にはベストです。ただし、離陸から10分ちょっとくらいで室内が明るくなりますので、それまでに飛行機が与えてくれる幻想的な時間を楽しみましょう。

撮影のコツ

写真撮影に興味がない方はココをクリックして下まで飛ばしてください!

写真は失敗作品ですが、夜の写真は基本的にブレやすいです。

暗いところで写真を撮影すると手ブレする経験をお持ちの方は多いと思います。
光の量が少ないのでシャッターを長く開けているためです。

飛行機から夜景の写真を撮る場合、手ブレ以前に飛行機そのものが動いているため、ブレやすくなります。どんなに手振れ補正が優秀なカメラでも、景色そのものが動く場合は対処できません。

また、カメラについている夜景モードには注意です。夜景を明るくするためにシャッタースピードが遅くなるカメラもありますので、ご確認ください。(カメラによります。)

飛行機から眺める横浜の夜景

今度は、カメラの露出補正を下げて撮影しましたが、だいぶマシになったといったところでしょうか。露出補正を下げる(暗くする)ことで、シャッター時間を短くしてブレを防ぎます。スマホのカメラでも、設定で明るさを調整して暗くしましょう
(一眼カメラやある程度設定のできるコンデジなどであれば、ISO感度を高くする。F値を小さくするといいと思います。)

ただし、暗くすると夜景そのものの明るさも暗くなるので、どこで妥協するかがポイントですね。

妥協策ですが、ブレない様に暗く撮影して、後で画像編集で明るくするという選択肢もアリだと思います。
今では、様々な編集ソフトや編集アプリもありますので、後から明るさやコントラストを変えるなり、お洒落なフィルターをかけるなり何でもできます!
その方が気軽にSNS映えも狙えるでしょう。

夜景を一望

飛行機から眺める横浜の夜景

離陸から時間がたつにつれて、高度が高くなります。
当然のことながら、高度が高くなるにつれて、窓から見える景色の範囲が広くなります

写真では、横浜の街が一望できます。こんなに広い範囲の夜景はは地上から拝むことは難しいでしょう。まるで別世界から街を見ているような感覚はとても不思議で、ただ美しいものを見れているという感覚だけが心の中を満たしてくれます。

先ほどの説明のとおり、写真撮影はなかなか難しいです。
夜景を堪能できる時間も限られているので、いっそのこと写真撮影はあきらめ、
美しい景色を目に焼き付けることに専念するのもアリでしょう。

まもなくすると室内が明るくなりましたので、撮影終了です。あまり満足できる写真は撮影できませんでしたが、この幻想的な夜景を見ることができただけで満足です。

なお、飛行機によっては、離着陸時以外でも暗くなる場合がありますので、その場合は夜景を眺めることができます。

飛行機は雲の上にいるので、天気が良くないと綺麗に見えないのが難点です。この撮影も2回目のチャレンジで成功しました。
そのため、見れたときの感動はより一層大きかったです。
皆さんが乗るときも晴れるといいですね!

まとめ

いかがだったでしょうか。

地上の夜景スポットの何倍も高いところから見下ろすことができる飛行機からの夜景は、とても綺麗で、別世界から見下ろしているような不思議な感覚を与えてくれました。

皆さんの、新たな飛行機の楽しみ方に繋がれば幸いです。

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