静岡で景色のいい場所に行きたいけど、
有名どころは行ったことあるし、面白い場所ないかなあ?
とお考えのアナタ!
そんなアナタにピッタリの、穴場ビュースポット「持舟城址」をご紹介します!
・静岡の街を見下ろせる
・夜景も絶景
・お子様連れにも最適
持舟城址(城山)基本情報
持舟城(もちぶねじょう)とは、用宗駅の裏にある小さな山「城山」にあった城で、
地元からは、「城山さん」の名で親しまれています。
その名は湊(港)を意味する「持舟」から名付けられたとされ、もちぶねが変化して用宗の由来となったとの説があります。(諸説あり)
今川氏時代には、駿河湾からほど近いことから水軍の拠点とし、さらには西方の日本坂から駿府への侵入を防ぐ城砦としての役割を担っていた重要なお城だったんです!
今ではその役割を終えてひっそりとした持舟城址ですが、
静岡市街や駿河湾を一望できる穴場の展望スポットとして密かな人気を誇っています!
アクセス
公共交通機関で
公共交通機関利用の場合は、用宗駅から歩くことになります。
城山は用宗駅の裏ですが、用宗駅の出口とは反対側にあるため、15~20分程度歩くことになります。
用宗駅出口の反対側まで歩くと、用宗浅間神社のすぐ奥に小さい道がありますので、そちらを登りましょう。
自家用車で
自家用車の場合は、駐車場があるので、そちらを利用しましょう。
1.国道150号線小坂交差点を南下。
2.新幹線の高架をくぐり、「大雲寺」に従って右折。
3.用宗浅間神社のすぐ西側の小さい道を右折し、少し登る
道が狭く、大きい車ですと切り返しが必要かもしれませんが、対向車も滅多に来ないので、焦らずゆっくり行きましょう。
駐車場は数台分しかありませんが、穴場スポットなので問題ないでしょう。(実際に休日に2回行きましたが、2台以上とまっていることはありませんでした。)
駐車場からは5~10分ほど歩くことになりますが、歩く価値のある景色ですので頑張りましょう。
注意点
持舟城址の入口からは、5分ほど山道を歩きます。
階段が整備されているためスニーカーまでは不要ですが、足元に気を付ける必要はあるでしょう。
また、当然のことながら街灯がなく、夜は本当に真っ暗です。
そのため、足元を照らすものが必須!
懐中電灯がベスト!最低でもスマホのライトがないと危険でしょう。
あとは、夏場は蚊に刺されないように注意しましょう。
(筆者は夜景撮影の際に、思い切り蚊にやられました。)
リポート(日中編)
新幹線ビューポイント
駐車場から東に1分ほど歩くと、新幹線が間近に見られるビュースポットがあります。
目線のすぐ下を新幹線が通過する様子は迫力満点で、小さなお子さんも大喜びです!
入口
持舟城址の入口です。ここからは5分ほどのプチハイキングです。
山の中にある階段を歩きます。
ここから城址までは階段が整備されており、山道にしては歩きやすのが嬉しいポイント!(ちょっと登りますが、景色のために頑張りましょう!)
持舟城址
5分ほど歩き、階段を登り切ってようやく到着!
広いスペースや休憩用のテーブルもあるので、お子様連れでも安心ですね。
ちょっとしたピクニック気分も味わえちゃいます!
城址からの景色がこちら!
静岡の街や駿河湾が眼下に広がります!
静岡の街を山から見下ろせる場所って意外と少ないので、こんな場所があったなんてびっくりですよね。
もっと早く知っていればよかった!
実は、この場所を訪れた時には、ここまでで記事を終了する予定だったのですが、
この景色を見た瞬間、「もしかしたら夜景も綺麗なのでは?」と旅マニアの感が働きました!
そこで、急遽別日に夜景を撮影することにしたのです!
その様子もご覧ください!
リポート(夜景編)
駐車場から歩く
駐車場に到着しました。対向車は滅多に来ないのですが、道が狭くて暗いので、運転が苦手な方だと少し怖いかもしれません。
2分ほど歩くと、持舟城入口にたどり着きます。ここからは、右側の階段を進んでいきます。
ここまでなら、懐中電灯がなくてもなんとか辿り着けそうです。
階段を登ります。街灯はなく、本当に真っ暗なので、正直ちょっと怖かったです。
繰り返しになりますが、懐中電灯は必須です。
最低でもスマホのライトは用意しましょう。
夜景
真っ暗な道を5分ほど歩くと、ようやく到着!
山を登り切って落ち着く間もなく、そこには息を呑むような絶景が待っていました。
頑張って歩いてよかった!
国道が静岡まで続いています。夜の道路ってロマンがありますよね。
右側には、日中の仕事を終えて静まり返った用宗港を見ることができます。
ちょっとだけ撮影して帰るつもりでしたが、思いのほか綺麗だったので、長く滞在してしまいました。
誰もいない場所でゆっくり夜景を眺めるのに最高の場所ですね!
まとめ
いかがだったでしょうか。
用宗にある、密かな展望スポット「持舟城址」
駐車場や駅から少し歩くのが難点ですが、歩く価値のある絶景が待っています。
特に夜景は息を呑むような美しさ。
ぜひ一度、この絶景を堪能してみてください。