みなさんは「うずわ」という魚を知っていますか?
初めて耳にした方も多いハズですが、伊東温泉に来たらぜひ食べてほしい魚なんです
今回は、そんなうずわ料理『うずわめし』をご紹介します!
『うずわ』の正体はソウダガツオ
「うずわ」の正体は「ソウダガツオ」(宗田鰹)という魚です。
スズキ目・サバ科・ソウダガツオ属の魚の総称で、カツオとは違う種類の魚で、カツオより一回り小さいんだとか。
背中の模様が渦を巻いた輪っかのように見えることから、伊東では渦輪→うずわと呼ばれています。
とりわけて貴重な魚という訳ではなく、釣りなんかだとよく聞く魚らしいのですが、かなり鮮度が落ちやすいので、お店での提供は難しいんだとか!
そのため、地元でしか食べられない魚となっており、伊東に来たら食べてほしい一品です!
うずわを食べるなら、「楽味家 まるげん」「伊豆鮮魚商 まるたか」へ
そんな「うずわ」を食べたいと思ったら、伊東の「楽味家 まるげん」もしくは、「伊豆鮮魚商 まるたか」に行きましょう。地元で獲れた「うずわ」を提供している数少ないお店で、人気のお店です。この二つは系列店で、メニューは若干異なるものの、いずれもうずわを食べることができます。
また、いずれの店舗も伊東駅または温泉街から近い場所にありますので、アクセスも良好です。
なお、予約ができるのは「まるたか」のみとなりますので、予約が必要であれば「まるたか」を利用するといいでしょう。
さっそく店内へ
今回は、「楽味家 まるげん」の方を訪れました。
某グルメサイトでは夜は居酒屋と書かれていましたが、食べ物のみでも問題なさそうな雰囲気です。私はグラスビール一杯だけ注文しました。
内装は居酒屋感が溢れていますけどね。
料理が届く前に指南書を熟読
うずわ料理を注文すると、事前に指南書をもらいます。こちらには、オススメの食べ方が書いてありますので、初めての方は指南書どおりに食べるといいでしょう。
3種類の味を楽しむことができます!!
うずわ定食
今回注文したのは、うずわ定食(1,280円)です。また、お酒を注文したので、お通しもついてきました。
指南書によると、まずは「うずわ」を三等分するようにとのこと。ひつまぶしのように、3種類の食べ方を楽しむことができるのがうずわ定食の魅力です。
その一 青唐辛子を加え、そのまま醤油で
まずは、青唐辛子を加えて、そのまま醤油で食べてみます。うずわのお味ですが、カツオに近い仲間ということで、カツオに近いお味ですが、カツオより少し濃いかなあという印象(時期によるかも)。
ビールやご飯との相性はバッチリです!
ちなみに、青唐辛子は思いのほかピリっとするので、入れすぎないように注意してくださいね。
基本的にはカツオと同じ回遊魚のため、カツオの濃い味が苦手な方は同様に苦手だと感じるかもしれません。それ以外の方であれば、美味しく頂けると思います。
もしカツオが苦手な方は、海鮮みぞれ丼など、うずわ以外のメニューも豊富ですし、うずわ出汁で地元時魚を食べられるお茶漬けもありますので、こちらもおススメです。
その二 青唐辛子と醤油でかき混ぜ、ご飯に乗せてかきこむ
今度は、ご飯の上にのせて海鮮丼のようにして食べます。味付けは先ほどと同じなので当然同じ味なのですが、ご飯の上にのせて食べると雰囲気が変わりますね。
その三 青唐をまぜたうずわをごはんにON、お茶漬けにして流し込む
最後はお茶漬けにして食べます。青唐辛子と醤油をかけたうずわをご飯の上に乗せた後、だし汁をかけ、薬味を乗せます。
店員さんに声をかけるとだし汁の入ったやかんを持ってきてくれるので、それまでにご飯の上にうずわを乗せておきます。
そのお味ですが、濃いうずわの味とさっぱりした出汁が絶妙なバランスでマッチし、どんどんと口の中に流れ込んでいきます。また、加熱されているけまだ柔らかさが残った食感はとてもたまらないものでした。さきほどの2つとは違った味・食感を楽しめることができます。
食後は温泉街のお散歩を楽しもう
伊東温泉では、松川遊歩道の竹あかり(ライトアップ)を実施しており、夜の温泉街を楽しむことができます。温泉旅行はもちろんのこと、仕事で来られた方も少し気分を変えて夜のお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか。
伊東名物「うずわめし」をぜひ一度ご賞味ください!