東京から特急列車1本で行くことができるアクセスの良い伊東温泉
そんな伊東温泉は、温泉でまったりしたあとの夜のお散歩でも温泉情緒を楽しめるんです!
今回は、伊東の夜散歩の様子をご紹介します!
夜の温泉街を象徴するような美しい遊歩道で、とても感動しました。伊東温泉に来たのに、この景色を見ずにホテルでゆっくりするだけじゃもったいないです。ぜひ、夜のお散歩もしてみましょう!
伊東温泉について
伊東温泉は、静岡県伊東市にある温泉。
首都圏からも近く、鉄道であれば特急踊り子号で乗り換えなしで行くことができるというアクセスの良さから、首都圏からの温泉旅行にも人気の場所の一つです。
松川遊歩道の竹あかり
伊東温泉で、最も温泉情緒を感じられる場所がこちら「松川遊歩道」。伊東大川(通称:松川)沿いに続く遊歩道で、竹あかりに照らされた小路を歩きながら夜の温泉街を楽しむことができます。
松川遊歩道の竹あかり3つのエリア
・浪漫エリア
・幽光エリア
・神秘エリア
※点灯時間:18:00~22:00(毎日)
詳しくは公式サイトでご確認ください
滞在時間・所要時間
松川遊歩道は、旅館やホテルが立ち並ぶ温泉街からほど近い場所にあり、伊東駅から徒歩10分程度の場所に位置します。
竹あかりのある場所は700メートル程度ですので、ゆっくり歩いて往復30分程度でしょう。最も人気のある浪漫エリアの散策だけであれば5分程度で終わりますが、できれば全エリアを周って夜の伊東温泉を最大限に堪能したいところです。
時間がない方は、温泉街から近く、最も温泉情緒を感じられる浪漫エリアだけでも行かれることを強くオススメします。
人がいない瞬間を狙って撮影したので人がいないように見えますが、浪漫エリアが一番人気の場所となっています!
伊東駅前
伊東駅前を出発します。鉄道で来る方は、この伊東駅が出発地となります。
日中は観光客で賑わっていますが、夜になると観光客を連れてくるという役目を終えて静かな駅といった印象に変わります。
湯の花通り
昼は色んなお店が立ち並ぶ商店街ですが、夜になると一味違った静けさを醸し出してくれます。
松川遊歩道の竹あかり
伊東駅の目の前から垂直に伸びる『駅前いちょう通り』を10分ほど歩いて「いでゆ橋」を渡ると、伊東温泉の夜散歩の一番の見どころである松川遊歩道に到着します。
伊東駅前から真っすぐ伸びる広めの道をまっすぐ進むと到着します。湯の花通りをまっすぐ進んでも到着しますので、竹あかりまでの道のりは難しくありません。
温泉街を感じる『浪漫エリア』
いでゆ橋の南側に続くのが「浪漫(ろまん)エリア」。昭和初期の姿が残る東海館のライトアップを見ながら、温泉情緒のある竹あかりを歩くことができます。
また、川沿には温泉のイメージの強い柳の木が植えられ、日本人がイメージする温泉街を象徴するような浪漫溢れるお散歩を堪能することができます。
落ち着きのある『幽光エリア』
いでゆ橋の北側に続くのが、「幽光(ゆうこう)エリア」。
音無神社まで600メートルほど続くこのエリアは、賑わいを見せる浪漫エリアとは違い、落ち着きのある上品で静かな温泉街を演出しています。
松川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと歩いてみるといいでしょう。
一つ一つの竹あかりが丁寧に作られており、人のぬくもりを感じることができます。
音無神社の御利益を感じる『神秘エリア』
いでゆ橋から幽光エリアを歩くこと10分。音無神社のある「神秘エリア」に到着しました。
音無神社は、縁結び・安産のご利益のあるパワースポットと知られる神社。
かつて、頼朝が伊豆に流されて伊東に住んでいた際、伊東祐親の娘『八重姫』と密かに会っていた場所が音無神社のある「おとなしの森」だったと言われています。二人の間には子供も生まれましたが、それを知った父親の怒りに触れ、二人の仲は引き裂かれました。
そんな悲しいエピソードのある音無神社ですが、ハート形の絵馬を掛けることのできる竹あかり「祈りの竹あかり」が設置されています。2019年~2020年3月までのイベント時には、頼朝と八重姫のように引き裂かれないよう、真ん中をくり抜くことのできる絵馬が、観光案内所と東海館で販売されました。
こちらの音無神社で二人だけの愛を願ってみてはいかがでしょうか?
音無神社について知りたい方はコチラの記事もどうぞ!(下のリンクも同じ記事に飛びます。)
夜の食事に伊東名物『うずわめし』はいかが?
伊東で夜の食事を楽しむのであれば、伊東名物『うずわめし』はいかがでしょうか?
なかなか食べることのできない「うずわ」を食べることができるのでオススメです!
そのお味などはコチラの記事からご覧ください!
オマケ 温泉街を離れて歩いてみる
時間があったので、温泉街を離れて歩いてみました。
松川遊歩道の浪漫エリアを抜け、松川沿いをさらに南に進みました。
国道135号線バイパスの神秘的な橋が架けられています。
同じく国道135号線バイパスから、市街地方面を眺めます。
特に何かがあるわけではありませんが、特に何もない場所を歩くのも旅好きとしてはたまらないものです。
まとめ
いかがでしたか。
伊東温泉は、松川遊歩道の竹あかりなど、夜の温泉情緒を感じることができます。
ホテルでゆっくりするのもいいですが、ぜひ夜のお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。