【観光・グルメ】静岡県で途中下車するならココ!青春18きっぷにオススメの東海道本線沿線・歩いて行ける観光地

鉄道

今回は、途中下車にオススメの駅、東海道線、静岡県編です!

青春18きっぷのシーズンになると、長時間在来線に揺られる旅をする方も多いことでしょう!

どこにも立ち寄らずに目的地に行くだけでもいいのですが、長い時間普通列車に座っているのも疲れてしまいますよね?
特に、熱海~浜松間は横長のロングシートがメインですのでなおさらです。

そんなときは、ぶらりと駅を降りて観光してみるのはいかがでしょうか?

静岡県内は、駅から行ける場所だけでも温泉や海鮮スポットなど、魅力がたくさん!

今回は、鉄道旅の途中で列車を降りて観光するのにオススメの駅と、寄るべき場所を紹介します!
駅から歩いて行ける観光地に絞って紹介していますので、最後まで読んでいってくださいね!

厳密には、青春18きっぷで途中駅に降りることは「途中下車」とは呼ばないのですが、鉄道関係者と鉄道マニア以外は気にしないと思いますので、野暮なことは言わずに「途中下車」で通します!

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東海道本線の静岡県内区間について

東京方面から東海道本線に乗車してくると、熱海駅から静岡県に入ります
東海道本線の普通列車は熱海行きの列車が多いので、基本的に熱海駅での乗り換えとなります。

浜松駅を過ぎて豊橋駅の2つ手前の新所原駅までが静岡県となりますが、熱海~豊橋間は朝夕のホームライナーや臨時列車を除くと快速列車等の運転がなく、普通列車のみの運行となります。

熱海駅で乗り換えると、運が良ければ浜松まで乗り換えなしで行ける列車に乗車することができますが、浜松までは2時間40分ほどかかります。しかも、基本的に横長のロングシート車両となります!

東京~熱海であれば、グリーン車を利用すれば快適に移動できますし、豊橋から先は快速列車等に乗車すればクロスシートの車両に乗車できます!

それと比較すると、横長のロングシートで長時間というのは辛いものがあります。(詰込みが効くので混雑時には助かるんですけどね。)
しかも普通列車のみとなると、精神的にも長く感じてしまいます。

そんなときは、思い切って駅を降りてみましょう!

青春18きっぷを利用する場合はもちろん、普通の乗車券でも条件がクリアできれば途中の駅で降りることができますので、これを利用しない手はありません。

途中下車のルールと、青春18きっぷのルールについてはコチラの記事で紹介していますのでよかったらご覧ください!

熱海駅~熱海温泉を観光~

熱海サンビーチ

まずは、東京方面から来ると静岡県に入って最初に停車する熱海駅

熱海から長い長い静岡県区間に入りますので、まず熱海駅で降りて食事や買い物・観光をするのはいかがでしょうか?

ちょっと遠いですが、頑張れば熱海のビーチまで歩くこともできますよ!

駅ビル

熱海駅には、「ラスカ熱海」という駅ビルがあります。3階建ての駅ビルで、レストランやお土産屋さんなどが営業しており、サクッと食事をしたい人や、静岡土産を買いたい人にはオススメです!

平和通り名店街・仲見世商店街

熱海駅を降りると、すぐ目の前に平和通り名店街仲見世商店街という2つの商店街があります。

お土産屋さんや温泉饅頭屋さんなど多くのお店が立ち並びます。

駅の目の前にあり、10分~20分からでも楽しむことができますので、電車の待ち時間や、小休憩にもぴったりです!

温泉街・七湯めぐりなど

大湯間欠泉

商店街歩きだけでは物足りない方にオススメなのが、温泉観光!

温泉街には、七湯めぐりという古くから熱海にある源泉を再現したものがありますので、温泉街を歩きながら巡ってみると面白いでしょう!
※入浴施設ではありません。

特に、一番の見どころ「大湯間欠泉」では、4分に一度迫力のある間欠泉が沸く様子を見ることができます。大湯間欠泉は熱海駅から1キロほどの手頃な場所にありますので、7つ全部見るのが難しい方も、大湯間欠泉だけでも見て帰るのをオススメします!

日航亭・大湯

また、せっかく熱海に来たなら温泉に入りたいという方にオススメなのが、「大湯・日航亭」。

明治33年に開業した老舗旅館を日帰り入浴施設として営業しており、古き良き温泉の雰囲気を味わいながら温泉に浸かることができます!

三島駅~湧水めぐり・三嶋大社など~

三島駅

つづいて、熱海駅から2つ隣の三島駅です。

三島は、頼朝とも縁が深い三嶋大社や、富士山からの伏流水が湧き出す複数の湧水スポットが多くあり、途中下車にもオススメの駅です。

三嶋大社

かつて、伊豆に流された源頼朝が源氏再興を祈願したとされる場所で、不思議な力があると言われています!
駅から10~15分程度とアクセスが良く、多くの人で賑わいます!

三嶋大社と福太郎餅お茶セット

三嶋大社に来たらぜひ食べてほしいのが、福太郎餅
福太郎茶屋というお店で200円で販売しており、ヨモギの香り漂う草餅を甘~いこしあんで包んだおを、静岡のお茶と一緒に食べるのは最高のひととき!

手短に静岡を感じることができるのでオススメです!

湧水めぐり

三島では、富士山の伏流水が湧き出すスポットが多くあり、人気を誇っています。

その中でも、駅から歩いて湧水を感じたい方にオススメなのが源兵衛川(げんべえがわ)!

全部歩くと1時間以上かかりますが、楽寿園の南側から5分ほど歩くだけでもせせらぎを感じることができます!

三嶋大社に行く前や行った後に遠回りをして寄れる立地ですので、ぜひ三嶋大社と併せて観光されてはいかがでしょうか?

由比駅~さくらえびを食べる~

さて、静岡県中部地区にある由比駅!

静岡県は、さくらえびの水揚げ量日本一ですが、
その中でもさくらえび漁の中心となっているのが由比なんです!

そんな由比では、新鮮なさくらえびを食べられるお店が多くなり、由比駅からの徒歩圏内にもいくつかありますので、静岡名物「さくらえび」を食べて帰りましょう。

由比の食事はコチラ!

清水駅~海鮮を食べよう~

画像引用:河岸の市

さて、由比の2つ先の清水駅ですが、こちらはマグロが自慢なんです!
清水駅東口から徒歩5分ちょっとの場所に河岸の市(かしのいち)という海鮮屋さんが立ち並ぶ場所があります!

マグロ料理を中心に、美味しい海鮮料理を食べられるお店がずら~っと立ち並びます!
たくさんのお店から好きな海鮮屋さんを選ぶことができますので、選ぶのも楽しみになりますね!

(連休中のお昼時などはかなり待つ場合もありますので、注意が必要です)

公式サイト

静岡駅~駅ビル・駅前観光・食事~

静岡県のメイン駅である静岡駅!

徒歩圏内に有名な観光スポットはないものの、大きな駅ビルの中には食事処が多くあり、徒歩圏内にも新静岡セノバやパルコなどの大型ショッピングセンターもありますので、買い物や食事には困りません!

駅前でサクッと食事だけ済ませたい方にオススメです!

また、旅行の忘れ物を買い足したり、お土産を買ったりするのもいいですね。

青葉シンボルロードイルミネーション水瓶

また、冬季の夜に限られますが、駅から徒歩10分の青葉シンボルロードには、綺麗なイルミネーションが施されます!

かなり時期は限定されますが、冬休みシーズンに夜静岡を通る方は、夕食ついでに寄ってみると幻想的な雰囲気を味わえるでしょう。

用宗駅~しらすの町を散策・温泉も~

静岡駅から2つ隣の用宗駅。しらすの町として知られている用宗で、しらすの旅をしてみてはいかがでしょうか?

どんぶりハウスでしらすを食べる

駅から用宗漁港までは徒歩10分!用宗漁港の目の前には、外で開放感を感じながら生しらす丼を食べられる人気スポット「どんぶりハウス」なるものがあります!

漁港周辺には、他の料理屋さんもいくつかありますので、室内が良い方は他のお店を選ぶことができます。

また、しらすの直売所もありますので、お土産にしらすを購入して帰るのもいいですね!

写真は、取れたての生しらすと、マグロの漬けが盛られた用宗丼(900円)ですが、一番人気は「生しらす丼」です!

いずれの料理も、取れたてプリプリの生しらすを贅沢に盛り付けたどんぶりを食べることができます!

新鮮な生しらすを食べられるのは、漁港で食べられる用宗ならでは!

用宗みなと温泉

また、用宗漁港のほとりには、用宗みなと温泉という温泉施設があります。マグロ加工所をリノベーションして2018年にオープンした温泉施設で、漁港をのんびり眺めながらお湯に浸かれるのが人気なんだとか!

スープしらす餃子

また、中にあるアオサギ食堂でもしらす料理を食べることができます!

スープしらす餃子などの軽いメニューもありますので、温泉と軽食とビールなんて最高の組み合わせを楽しむこともできます!

島田駅~蓬莱橋を歩く~

島田には、世界一長い木造歩道橋としてギネスに認定された蓬莱橋があります。

なんと、その長さは897.4メートル!

かなり長いです!

木製の橋ですが、しっかりとした造りなので、安心して渡ることができます。(端の方を渡るとちょっと怖いですけどね。)

島田市から見て対岸の牧之原地区は、日本でトップクラスのお茶の生産量を誇りますが、その牧之原地区の開墾を進めるために明治12年(1879年)に作られたものなんだとか!

橋を渡り終えた先には、展望スポットもあり、秋には紅葉の中の大井川を渡る力強い蓬莱橋の写真を撮ることもできます。(撮影した時は枯れ気味ですが)

また、天候が良ければ富士山も見ることができますよ!

掛川駅~木造駅舎と掛川城~

掛川駅木造駅舎

つづいては、新幹線も停車する掛川駅です。

掛川駅からのおすすめスポットは掛川城なのですが、掛川城に行く前に見ておきたいのがこの駅舎
掛川駅南口は新幹線停車駅に相応しい新しい駅舎なのですが、北口はそれとは対照的に新幹線も停車する駅にも関わらず、歴史ある木造の駅舎が残っています!

昭和8(1933)年に建設、昭和15年(1940)に改築されて以来、第二次世界大戦や度重なる風水害を乗り越えて掛川の町を見守ってきた駅舎です。

掛川駅を降りる際には、ぜひ見ておきましょう。

画像引用:掛川市ホームページ

歴史ある木造の駅舎を出て北に10分ほど歩くと、掛川城に到着します。

室町時代に、遠江進出を狙っていた今川氏が建てさせたお城です。

現在の掛川城は、1994年に、「東海の名城」と呼ばれる美しさそのままに、日本で初めて「本格木造天守閣」として復元されたものです。

お城の周辺にはソメイヨシノ、しだれ桜をはじめとした桜が植えられており、春になると美しい桜が迎え入れてくれます。

浜松駅~浜松餃子~

静岡駅と並ぶ静岡県の大きな駅である浜松駅!

こちらも静岡駅と同様、駅ビルや周辺のショッピングセンターなど、事やお買い物に困ることはありません!

駅ビル内にある石松餃子(右上は水餃子)

そんな浜松駅の食事でおすすめなのが、浜松餃子です!

宇都宮餃子と生産量NO.1を競っている人気の餃子で、餡の中に「キャベツ」「玉ねぎ」「豚肉」が使用されていることや、餃子の上にもやしが乗っかっていることが浜松餃子の特徴です!(お店によります)

途中下車にオススメなのは、駅の南側にある「むつぎく」と、駅ビル内にある「石松餃子」です!

どちらもオススメなのですが、むつぎくは、休日であれば開店前から行列ができるほどの人気店!
帰省シーズンであれば行列は覚悟した方が良いでしょう!

石松餃子もお昼時には行列となりますが、むつぎくと比較すると並ばずに済むでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

静岡県内の途中下車にオススメのスポットを紹介しました!

ぜひ、旅行の途中で静岡に降り立ってみてはいかがでしょうか?

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