静岡で人気の夜景スポットの一つである日本平
2018年11月には「夢テラス」が開館となり、
ナイトビューを楽しむ人にとって、ますます魅力的な場所となっています
日本平には夢テラスを含めて3つの展望スポットがあり、それぞれに違った魅力があります。
今回は、日本平の夜景の魅力を、それぞれの展望スポットからお届けします。
夢テラス・展望回廊について
画像:日本平夢テラス公式サイト
2018年に開館となった「夢テラス」は、新国立競技場の設計を手掛ける「隈研吾建築都市設計事務所」により設計されました。
全方位を見渡せる八角形のデザインにするとともに、木材をふんだんに使用し、富士山を望む自然環境と調和するようこだわり抜かれています。
展示エリアやカフェなどがあり、日本平を訪れた人の新たな憩いの場となっています。
さらに、3階の展望フロアから続く展望回廊は、日本平を取り囲む富士山や清水港など、全方位の景色を楽しめることができます。
そんな展望フロア・展望回廊は、夜になると全方位の夜景を眺められる展望スポットに早変わり!
展望スポットについて
日本平には、夢テラスだけでなく、
清水港と静岡市中心部の夜景を眺められる山頂吟望台(さんちょうぎんぼうだい)と、
静かな時間から清水港の夜景を望める東展望台の3つの展望スポットがあります。
この3つを紹介します。
観光のポイント
時間
夢テラスの営業時間は17時まで(土曜日のみ21時まで)となっていますが、展望フロア・展望回廊については終日入場可能となっていますので、時間を気にすることなく夜景を堪能できます。他の展望台もいつでも入場可能です。
また、筆者の今回の滞在時間は1時間程度でした。ゆっくり夜景を眺めたり、複数の展望スポットを眺めていればそれくらい時間がかかります。
一方で、旅行帰りにサクッと寄るのであれば、30分くらいでも観光は可能です。駐車場から近い東展望台だけの観光なら10分くらいでも観光可能です。
なお、夜景観賞は日の入り30分後くらいがベストタイムと言われていますので、都合がつく方はその時間を狙ってみるといいでしょう!
持ち物・靴
【展望回廊と山頂吟望台】
上記2つの展望スポットは照明などもあり、歩く場所も整備されているため、懐中電灯や歩きやすい靴は不要です。
【東展望台】
東展望台についても、照明は設置されていますが、途中少し暗い場所がありました。
できれば懐中電灯があったほうがベターです。(なくても行けないことはないです。)
アクセス・駐車場
駐車場は、清水日本平パークウェイの中間部分にあり、旧清水清水市方面からも静岡市中心部方面からもアクセスがしやすいのがポイント!
日本平パークウェイは、カーブや急な上り坂はあるものの、道幅は広いので、特別アクセスしづらい場所ではありません。
たまに速いバイクが後ろから来ることがありますが、運転が苦手な方は道を譲りながらゆっくり行かれるといいでしょう。
【東名高速道路利用の場合】
(東京方面から)清水ICから20分
(名古屋方面から)日本平久能山スマートICから20分、静岡ICから25分ほど
静岡ICを利用の場合は、遠回りですが、国道150号線を進み、清水側から日本平パークウェイに乗った方がすいている場合が多いです。
夢テラス・展望回廊へ
駐車場を降り、南側の坂のある方へと向かいます。
階段の前には、「日本平夢テラス」の管板がありますので、道を間違える心配はないでしょう。
5分ほど坂を登ると、夢テラスが現れます。そこまできつい上り坂ではなくて助かりました。
この日は土曜日でまだ営業中だったため、中を通りながら展望フロアに向かいます。(営業時間外は、建物の外から階段を利用して夢回廊へ向かいましょう。
夢テラスの中は、1Fが展示エリアとなっており、2Fがラウンジ(喫茶店)となっています。
今回は行くことはできませんでしたが、時間を見つけて利用してみたいです。
展望フロアは、どの方向の景色を見ているのかわかるようになっています。
夜になると方角がわかりづらいのでありがたいサービスです。
静岡市中心部方面の夜景です。ビル群に紛れる八幡山(写真左側)が良い雰囲気を醸し出しています。
展望フロアは三脚禁止なので写真好きの方は気を付けましょう。
清水方面の夜景です。日本の貿易を支える港は、夜も輝いています。
ベンチも設置されており、ゆっくりと夜景を堪能することができます。
山頂吟望台
展望回廊から降りてくると、山頂吟望台が現れます。
写真右側のモニュメントに腰かけてロマンチックな雰囲気を過ごすのもいいですね。
山頂吟望台から清水の夜景を見ることができます。
東展望台
さて、駐車場の近くまで戻ってきました。駐車場の東側(駐車場から夢テラスを正面に見て左側)に東展望台があります。こちらからは、清水港の夜景を見ることができます。
夢テラスや山頂吟望台の陰に隠れて、あまり人気のない展望台です。
しかし、人がいないタイミングも多く、他に誰もいない空間を楽しめることができます。(というか人がいないタイミングの方が多いのではないかと思います。)
カップルで2人だけの静かな時間を過ごすこともできますし、
もちろん一人でゆっくり夜景を見て黄昏るのもいいでしょう。
筆者としては一番オススメの場所です。
デートにはどの展望スポットが良い?
3つの展望スポットがあり、どれも一長一短です。
時間があれば3つとも行かれるのがオススメですが、あえて目的別にわけるとこんな感じでしょう。
・夢テラス→人気の展望スポットでゆっくり夜景を眺めたい
・山頂吟望台→夢テラスとは違うロマンチックな雰囲気を味わいたい
・東展望台→二人だけの時間を楽しみたい。(誰もいなければ)告白に使えるかも!
まとめ
いかがだったでしょうか?
オープンしたての夢テラスは素晴らしい観光名所ですが、3つの展望スポットそれぞれに魅力があり、色んな楽しみ方ができるのが日本平の魅力です。
デートはもちろんのこと、家族と、友人と、一人でも来る価値のある場所です!
ぜひ一度日本平の夜景を見に行かれるといいでしょう。