久能山東照宮へのアクセスは、ロープウェイで行く方法と、1159段の石段を登る方法の2種類があります。
今回ご紹介するのは日本平ロープウェイ。
2019年12月に新型のゴンドラがデビューしたとの噂をを聞きつけたので、今回は新型ゴンドラのレビューをしてみたいと思います。
石段を登ってのアクセスはこちら
日本平ロープウェイについて
日本平ロープウェイは、名称日本平の山頂にある日本平と、徳川家康ゆかりの地である久能山東照宮の間、約1キロを5分間かけて往復しています。
久能山東照宮へのアクセス路線として知られ、連日多くの観光客を久能山東照宮へと連れて行ってくれます。
営業時間 | 9:00~17:00 |
運転間隔 | 10~15分間隔(11時~15時は10分間隔) |
所要時間 | 5分 |
往復料金 | 大人1,100円、子供550円 |
アクセス | (車)日本平・久能山スマートICから25分 (バス)静岡駅から40分 |
その他 | ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館 3点セット券 大人1,750円、中学生1,300円、小学生800円 |
公式サイト:https://ropeway.shizutetsu.co.jp/
6代目 新型ゴンドラ あおい号とたちばな号
1990年から使用していたゴンドラが引退し、2019年に新型車両がデビューしました。お殿様の籠をイメージした青色の「あおい号」と、お姫様の籠をイメージした赤色の「たちばな号」の2種類あります。
いずれのゴンドラも青海波模様(せいがいはもんよう)の荘厳なデザインとなっており、ガラス面が大きく景色を堪能できるようになっています。また、無料WiFiもあるなど、まさに至れり尽くせり。
ちなみに、青海波模様とは、この部分のこと
決してWiFiのマークではありません。
着物などにも使用される日本の伝統的なデザインで、穏やかな波をイメージし、永遠の英和を表しているとされています。
乗車レビュー
駐車場
日本平ロープウェイ駐車場に到着しました。
日本平の駐車場とは別なので、車で来られる方は、日本平手前の交差点で「ロープウェイ」の矢印に従って進んでください。(駐車場の矢印に従うと日本平の駐車場に着いてしまいます。)
入り口にはお土産屋さんがあります。静岡名物がたくさんありますので、遠方から来られた方は、ぜひ静岡土産を買って帰ってみてはいかがでしょう。
チケット購入
券売機でチケットを購入します。SuicaやPayPayが使用できますので、キャッシュレス派としてはうれしいものです。(2020年現在)
久能山東照宮と、博物館にも行かれる方は「ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館 3点セット」がオススメです。
日本平は、実は恋人の聖地としても知られています。
ロープウェイ乗り場に向かう途中に絆の鍵というモニュメントがありますが、切符売り場でカギを購入し、カップルでカギをかけるそうです。
日本平は夜景スポットとしても人気ですので、カップルで来てもよさそうですね。
乗車
乗り場に到着するとゴンドラが待っていました。乗り込んだのは青色のボディーの「あおい号」でした。期待以上にカッコいい!そして窓が広い!感動でした。
ブザー音とともに出発。ゴンドラ一面に張り巡らされた大きな窓からは、雄大な駿河湾を見ることができます。日本平駅から乗車する場合は、進行方向側(久能山側)が海です。ぜひ見逃さないようにしましょう。(写真は久能山の到着直前に撮影したもの)
もう一つのゴンドラ「たちばな号」とすれ違います。乗務員の方から、「ぜひ手を振ってください」とのアナウンスがあり、手を振ってくれました。
おおっ!なかなかの高さです。
地上からの高さは、一番高いところで90メートルだそうです。
久能山駅に到着です。壮大な景色を堪能していたら、5分間の空中散歩はあっという間でした。さっそく降りてみましょう。
ゴンドラを降りると、いきなり大きなモニュメントが!
久能山東照宮に来たんだなあと実感させられます。こういった演出は嬉しいですね。
階段を降りると出口です。この階段を下ると、すぐに久能山東照宮の受付があります。
久能山東照宮参拝の様子はこちらからどうぞ!