静岡市の由比にある人気の展望スポット薩埵峠(さったとうげ)
かつては、旧東海道の一部として多くの人が行き交いました。
交通が栄えた今日でも、東名高速、国道1号線、東海道本線が一か所に集中する交通の要衝となっており、富士山や駿河湾を一望できることから、人気の展望スポットとなっています。
そんな薩埵峠ですが、富士山と駿河湾と一緒に、車が照らす輝きを一緒に見ることができるとができる夜景スポットとしても人気です。
今回はそんな薩埵峠で夜景鑑賞・撮影をしたいと思います!
アクセスや、日中の様子はこちら!
夜景観賞・撮影のポイント
夜景観賞の場合
一般的に夜景が一番きれいに見えるのは日没後20分くらいです!
これは、完全に暗くなっていないために景色も見えることや、空の色が綺麗であること、夜遅くなると明かりが消えたり車が減って光の量が少ないことが原因です。
とくに、薩埵峠は、富士山や駿河湾を一望するために、完全に暗くなる前に行くのがベスト!
そのため、日没後を狙いに行きましょう!
夜景撮影の場合
写真撮影の場合は、日没後30分くらいがトワイライトタイムとして人気の時間です!
もちろん、撮影の場合も、富士山と駿河湾も写真に映したい方が大半だと思いますので、日没後がオススメ!
また、暗くなるとブレやすくなりますので、三脚があると便利です。
特に、車のライトを線のように映したい(光跡)場合や、写真に拘る場合は必須のアイテムです。
スマホで撮影する場合も、ブレやすいことに変わりはないので、スマホ用の三脚を使用するとより良い写真が撮影できるでしょう!
注意点
駐車場から展望スポットまで徒歩3分です。
日没後であれば、特に問題なく展望スポットまでたどり着けますが、ゆっくり夜景鑑賞していると、帰るころには真っ暗になります。
照明もなく、足元が危険ですので、懐中電灯があるとGOOD!
また、夏場は思いのほか蚊に刺されますので、併せて注意しましょう。
光跡を残した写真
ところで、皆さんは車のライトが線のようになっている写真を見たことはありますか?
あれは、長時間シャッターを開け続けることで、その間に通った車のライトが線のように映るのです。
一眼レフやミラーレスカメラであれば簡単にできるのですが、コンパクトデジカメやスマホでも撮影できることがあります!
普通のコンパクトデジカメでも、シャッタースピード優先モードやマニュアルモードがあるなら、シャッター時間を長くすることで光跡を映すことが可能です。
スマホのカメラでも、長時間露光ができるカメラのアプリを使用すれば、光跡を映すことができます!
チャレンジしたい方はアプリをダウンロードしてみましょう。
駐車場に到着
国道1号線から車を走らせて、駐車場までやってきました。
休日の日没後ということもあり、8台程度の駐車スペースのほとんどが埋まっていました。(ただし、展望スポットにいた人は4人なので、地元の方が利用していたのでしょうか?)
休日の日没後を狙うなら、早めに駐車場に来た方がよさそうです。
駐車場の奥からは、3分ほど歩きます。山道ではありますが、高低差もなく、比較的歩きやすいです。
ただし、前述のとおり照明はありませんので、帰りは注意が必要です。
展望台
※写真は昼間の写真です
3分ほど歩くと、展望台に到着します。
夜景観賞をするなら、この場所がベストポイントです!
特に三脚禁止とは書かれていませんでしたが、他の方の邪魔になるかなと思い、筆者は展望台の下から撮影しました。
(筆者を入れて4人の撮影者がいましたが、4人とも展望台の下から撮影していました。ルールではなさそうなので、このあたりのご判断はお任せします。)
ちなみに、夜景を綺麗に撮れる人数は4~5人くらいが限界な気がします。筆者も遅く来ましたので、ちょっと木の枝が見切れる場所しか残っていませんでした。
夜景観賞・写真撮影
偉大な富士山と眼下に広がる壮大な駿河湾、そして道路と自動車が作り出す明かりが調和した綺麗な夜景です。
ほんとうに美しいですね。
もうすこし暗くなってから撮影してみました。皆さんはどちらがお好きでしょうか?
写真撮影のテクニックがある方は、いろんな設定で楽しんでみると面白いです。
これらの写真はミラーレスカメラでの撮影ですが、スマホのカメラでも、明るさを調整するだけである程度色んな写真が撮影できます!
夜景鑑賞にせよ、撮影にせよ、
少しづつ黄昏ていく様子をみながら、ゆっくり時間を過ごすのは最高です。
ちなみに、肉眼ではこのような感じになります。
ビル群があるわけではないので、光量は少ないですが、
富士山、駿河湾といった大自然と、ライトを輝かせながら走る車との対比は絶妙で、他では見れない絶景です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
駿河湾と富士山と一緒に見れる夜景は、他では見れない絶景です。
写真撮影スポットとしても人気が高いので、スマホカメラでもいいので、写真撮影してみてはいかがでしょうか?か