兵庫県北部 鳥取県との県境付近に位置する「湯村温泉」
平安時代に慈覚大師により発見されたと言われる湯村温泉は、有馬温泉や城崎温泉のような賑やかさとは違った、風情漂う温泉街の雰囲気が人気を誇る温泉スポットです。
今回は、湯村温泉の温泉街の散策方法や、モデルコース、オススメスポットなどについて紹介します。
湯村温泉の特徴・泉質
兵庫県美方郡新温泉町に位置する湯村温泉!
NHKドラマ「夢千代日記」のロケ地としても知られ、風情ある昔ながらの温泉地といった雰囲気が人気です。
泉質としては、「ナトリウム – 炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉」
ph7.29で、アルカリ性も強くないので、肌への負担も少なく、入りやすい温泉となっています。
アクセス
公共交通機関の場合
JR浜坂駅(山陰本線)より、新温泉町民バスで約25分です。
浜坂駅までの鉄道も、バスも本数が少ないため、事前に計画を立てておくのがベター!
https://www.town.shinonsen.hyogo.jp/p/list/C052801/
(新温泉町ホームページ(バス案内)を新しいタブで開きます。)
車の場合
山陰近畿自動車道「浜坂道路」 新温泉・浜坂インターチェンジより10分で、湯村温泉まで到着します。注射するのは、北駐車場か、観光交流センター駐車場がオススメです。
観光交流センター駐車場は、日帰り温泉薬師湯の目の前で、温泉街中心部(荒湯付近)までアクセス良好です。
北駐車場だと、温泉街中心部まで500メートルほどかかりますが、春木川沿いの遊歩道を散策しながら温泉街まで歩けますし、料金もリーズナブルですので、川沿いの景色を楽しむならオススメです!
料金等は、公式ページでご確認ください。
車と公共交通機関(鉄道・バス) どちらがオススメ?
湯村温泉まで公共交通機関を利用する場合は、JR浜坂駅からバスを利用することになります。
浜坂駅付近は、JR山陰本線の中でも列車の本数が少ない区間となっており、2時間以上列車がない時間帯もあります。
そのため、鉄道の時刻に合わせて旅行の予定を立てなくてはいけないので、時間を有効に使って観光をしたいという方は車でのアクセスが無難です。
ただし、時間に余裕がある方は、ローカル線の旅情を楽しむのも面白いと思います。
(筆者も鉄道好きなので、出来れば鉄道を利用したいところです。)
この場合は、鉄道やバスの時刻表を調べるのは必須ですね。
また、宿によっては送迎をしてくれるところもあるので、要チェックです。
観光の所要時間
観光に必要な時間ですが、湯村温泉の温泉街の規模は小さいため、風情溢れる温泉街を短時間で楽しめてしまうのが魅力です。
温泉街の散策だけなら、1時間くらいでも十分楽しめてしまいます。
日帰り温泉に行ったり、荒湯で温泉卵を作ったり、夢千代館に立ち寄っても、2~3時間で観光できるでしょう。
ここからは、2~3時間程度でメジャースポットを全て周るのモデルコースを紹介します。
散策モデルコース(2時間~3時間)
荒湯(あらゆ)
湯村温泉の中心部にあり、湯村温泉の温泉街を象徴するのが「荒湯」。
98度の熱湯が毎分470リットル湧出しており、湯けむり溢れる温泉街の雰囲気を醸し出しています!
荒湯の目の前の商店で卵を販売しており、時間がある方は温泉卵を作って楽しむこともできます。
また、荒湯の横にある階段を下り、春来川(はるきがわ)沿いに下りると、「ふれあいの湯」と呼ばれている足湯が設けられています。
足湯に浸かりながら、川のせせらぎで心癒されてみてはいかがでしょうか。
荒湯の目の前にある「森下橋」を渡ると、夢千代像もあります。
春木川(はるきがわ)沿いを散策
荒湯を観光したら、荒湯の下まで下りて、春木川沿いの遊歩道を歩いて癒されましょう。
荒湯から北西方向(薬師湯、夢千代館方面)まで遊歩道が伸びていますが、温泉街がコンパクトなので、10~15分くらいで歩けてしまいます。
また、北駐車場に車を止める場合は、春木川の散策→荒湯という順番になります。
夢千代館
NHKドラマ「夢千代日記」の中で描かれている、昭和20~30年代の懐かしい湯村温泉を再現したとのことです。
筆者は時間の関係で立ち寄れませんでしたが、時間のある方はぜひ!
清正公園
温泉街を見た後は、湯村温泉の温泉街を見渡せる清正公園に登ってみてはいかがでしょうか?
およそ5分の山登りで絶景を見ることができます!
荒湯からのアクセスも良好ですので、ぜひチャレンジしてみてください!
アクセスはこんな感じです。
①荒湯から70メートルほど東にある湯村橋のすぐ南に小路があるので入ります。
②小路に入り10メートル弱ほど歩くと「清正公園」の看板があるので、右手の階段を登り、すぐに左に曲がります。
③道なりに進みます。
④分かれ道がありますが、どちらから進んでも清正公園に到着します。
左の方が近道ですが、急な階段を登ることになります。
一方、右手だと距離は長くなりますが緩やかな上り坂です。
お好きな方からお進みください。どちらから進んでも5分くらいです。
5分ほどかけて登ってきました。
少し疲れましたが、高い所から見渡す温泉街は絶景ですね。
気温によっては軽く汗をかききますので、ぜひ温泉に入る前に登ってください!
温泉でゆっくり汗を流す
清正公園で汗をかいたら、ゆっくり温泉に入り汗を流しましょう。
宿泊される方なら、宿にチェックインして宿の温泉に、
日帰り温泉を利用するなら、薬師湯に入るのがオススメです。
オマケ1 夜のライトアップ(森下橋ほか)
宿泊される方は、ぜひ夜のライトアップも楽しんでください。
荒湯の目の前の森下橋がカラフルなライトアップで彩られるほか、いくつかの場所が綺麗に照らされているので、
風情ある夜の温泉街に癒されることでしょう!
オマケ2 オススメの宿 湯快リゾートプレミアム 湯村温泉 三好屋
湯快リゾートプレミアム 湯村温泉 三好屋ホームページより引用https://yukai-r.jp/miyoshiya/
最後に、筆者が宿泊した宿がオススメですのでリンクを掲載します。
最上階にある展望露天風呂のほか、自然の中の秘湯気分を味わう森林露天風呂がオススメです。
ビュッフェ形式の食事は様々な料理を楽しめますので、一人旅でも家族旅行でも楽しめることでしょう!
また、駅まで送迎してくれるので、鉄道利用の方にも嬉しいですね。
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湯快リゾートプレミアム 湯村温泉 三好屋