【柿田川】アクセス良好！川遊びや食事もできる！コバルトブルーの湧水は富士山の贈り物！

みなさんは、綺麗な水や神秘的な景色を見て癒されたいと思うことはありませんか？

でも、そういった場所ってアクセスが悪いことが多くて、気軽に行けないですよね。

ですが、静岡県には、国道１号線沿いというアクセスしやすい場所にありながら、神秘的な湧水に癒されることができる、そんな都合のいい観光スポットがあるんです！

その名も柿田川湧水群！

柿田川湧水群とは

静岡県駿東郡清水町にある湧水スポット！
およそ１万年前に富士山が噴火したとき、その溶岩流が三島市や清水町まで流れてきたと言われています。

溶岩流は水を通しやすい性質を持っているため、富士山に降り注いだ雨水や雪解け水が、溶岩流を伝わり、１０～２０年もの長い年月をかけて遠く離れた清水町で湧き出ます。

その水が湧き出てくる場所が柿田川湧水群なんです！

柿田川湧水群と呼ばれるように、数十か所の湧出口から水が湧き出ています！
その湧水量はなんと１日あたり１００万トン！！
2５メートルプールがわずか４０秒で一杯になる計算です！

しかも、ただ湧水量が多いだけでなく、その水質が綺麗なことから、日本三大清流の一つにも入っています。

柿田川公園の観光スポット

柿田川公園は、「わき間」と呼ばれる湧水スポットのほか、貴船神社や湧水広場などの観光スポットや、食事やお土産屋さんも豊富です。国道１号線沿いにあるので、ふらっと立ち寄って綺麗な湧水を見るもよし、時間をかけてゆっくり観光するもよしの場所です。

アクセス・滞在時間

沼津インターからは２５分ほど。国道１号線沿いにあり、５０台ほどが駐車できる駐車場があります。料金は１回２００円です。

大きく「柿田川公園」と書かれた青い看板あるので、注意していれば見落とすことはないでしょう。ただし、片側二車線で右折レーンはないため、沼津・富士方面から来る方は入りづらいかもしれません。（なお、柿田川から帰るときは右折禁止のため、東京・熱海方面には曲がれません。）

滞在時間は、見て回るだけなら３０～５０分程度。川遊びをしたり、食事をしたりすればもう少し長い時間かかるでしょう。

駐車場から柿田川公園へ

柿田川公園の駐車場の前には、３ヶ所の水くみ場があり、ペットボトルなどを持参すれば無料で綺麗な湧き水を持ち帰ることができます。

なお、水くみ場の近くに、「おみやげ」と書かれた「みやげ館」というお店がありますが、こちらで空のペットボトルが６０円で販売されています。容器をお持ちでない方はこちらで購入するといいでしょう。

みやげ館から少し歩くと、湧水コーヒーや、湧水サイダーが飲める場所があります。

食事処

柿田川公園の案内に向かって進むと、キッチンかわせみという食事処があります。 こちらは、国産大豆を１００％使用し、柿田川の湧水で作られた柿田川百年水豆腐料理を堪能することができます。湯豆腐（税抜き４００円）のほか、麻婆豆腐や厚揚げなど、まさに豆腐づくしのお店。

なお、食事事処かわせみ本館手前のアイスクリームコーナーでは、豆腐の風味を残した人気の「とうふアイスクリーム」も販売されています。

柿田川公園

駐車場から５分ほど歩くと柿田川公園の入り口に到着です。

こちらの公園は、地元の方も利用する公園となってます。バドミントンなどのスポーツができるくらい広く、水遊びができる場所もあります。家族旅行にも最適ですね！

第一展望台

柿田川公園には、２か所の展望台があります。どちらも柿田川公園の入り口から２～３分歩いた場所にあります。

この第一展望台は、柿田川の起点となる場所に設置されています。

柿田川は、草木の生い茂った閑静な場所から始まり、１，２００メートルほど流れて狩野川と合流し、駿河湾に流れ込みます。

第二展望台

３分ほど歩き、第二展望台に到着。なにやら、写真真ん中の出っ張ったところが人気のようです。
ちょっと覗いてみましょう。

なんと、下を覗いてみると、
絵にかいたような綺麗なコバルトブルーの湧水にお目にかかれます！

光の散乱によりコバルトブルーのように見えるこの場所は、かつての紡績会社が、柿田川から水を取るために使用していた設備がそのまま残って、井戸のようになっています。

貴船神社

さらに３分ほど歩くと、今度は貴船神社があります。京都にある貴船神社の分社だそうです。

貴船神社は、高龗神（たかおかみのかみ）という水を司る神を祀った神社です。

また、貴船神社は縁結びの神として知られる「磐長姫命（いわながひめのみこと）」とも関りがあることから、こちらの貴船神社でも縁結びの御利益があると言われています。

夫婦やカップルでお越しの方は、忘れずにお参りしましょう。

湧水広場

こちらは、湧水に触れられることができるスポットです。展望台では「わき間」を見下ろすだけでしたが、湧水広場では、実際に「わき間」に直接手を触れることができます。（愛称：ぽこぽこ湧き間）

「わき間」に手を触れたり、冷たい湧水を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

また、水深が浅いので、子どもの水遊びにも安心です。

木製八つ橋

最後に、木で作られた橋を歩きながら、自然の中を歩きます。

駐車場から第一展望台、第二展望台、貴船神社、湧水広場、八つ橋の順番で回ってくると、ちょうど一周して駐車場に戻ってくるので非常に観光しやすいです。

もちろん、八つ橋からも「わき間」を見ることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

柿田川公園は、綺麗な水に癒されるのはもちろんのこと、食事やコーヒーなども楽しめ、一人でも友達とでも家族でも遊べる魅力ある場所です。

国道沿いにあるので、ぜひ静岡観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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